初夏の訪れを知らせる身近なものをモチーフとしながら、鋭い観察眼によって描き出された個々の表情は、魅力に溢れいきいきと輝いています。
花瓶に生けられたミツバツツジの桃色、かたわらに置かれた三宝柑(サンボウカン)のみずみずしい黄色。
テーブルは目にも鮮やかな橙色。
宙吹きガラスの花瓶の白さも躍動感にあふれ、目を引きます。
小倉先生の作品には、岩田久利氏のガラス花器が、このようにたびたび描かれています。
余白もふくめ、全体的に、格調高く温か味のある作品に仕上がっています。
是非お手元でお楽しみください。
紹介文:(C)掛軸堂画廊<禁転載・禁改変流用>【複製作品】※各アイコンの意味は、こちら 画 題 初夏の花(しょかのはな) 寸 法 【画面寸】縦45.5cm×横38.4cm【額寸】縦65.6cm×横58.5.cm 作 家 小倉遊亀(おぐら・ゆき)◆この作家の作品一覧はこちら◆ 略 歴 ページ上(↑)をご覧下さい。
体 裁 【版式】彩美版、シルクスクリーン手刷り、プラチナ泥使用 【用紙】版画用紙 【額縁】特注木製額純銀箔仕上げ、 アクリル付き 交織つむぎマット 【重量】約3.7kg ※彩美版とは・・・画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された新時代の画期的な技法による複製画です。
最新のデジタル加工処理技術と高精度プリントにより、原画のもつ微妙なニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されています。
特 記 複製画【限定】200部 【証明】著作権者承認印を奥付と画面左下部に押印 ページ上(↑)をご覧下さい。
【監修】有限会社鉄樹 【解説】鬼頭美奈子(名都美術館 主任学芸員) 【原画所蔵】名都美術館 ※原画を忠実に再現していますが、ウェブ上では色彩が多少違って見える場合がございます。
ご了承ください。
特 典 全国送料無料、熨斗(のし)ラッピング無料、壁に取り付けるための『金具フック』(→)もお付けします! 全国送料無料!郡部・離島など、一部地域でも追加料金は頂きません!ご安心ください。
↑クリックすると、それぞれのコーナーをご覧いただけます!↑ 【BUN】文化勲章受章作家 小倉遊亀絵画 『初夏の花』 ●小倉遊亀画伯 略歴 ● 明治28年滋賀県大津市に生まれる。
大正6年奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)を総代で卒業。
京都市立第三高等小学校教諭となる。
大正9年安田靫彦に師事。
昭和7年奥村土牛と共に、女性として初めて日本美術院同人に推挙される。
昭和13年小倉鉄樹と結婚。
昭和37年日本芸術院賞受賞。
昭和37年『初夏の花』を制作。
昭和48年勲三等瑞宝章を授与される。
昭和51年日本芸術院会員に任命される。
昭和53年日本美術院理事に就任。
文化功労者として顕彰される。
昭和55年文化勲章受章。
女流画家では、上村松園についで二人目の受章である。
平成2年日本美術院理事長に就任。
平成7年「百寿記念 小倉遊亀展」を開催。
平成8年日本美術院名誉理事長となる。
平成11年パリの三越エトワールで「小倉遊亀展」開催。
平成12年逝去。
享年105歳。
平成13年「追悼特別展 小倉遊亀」を滋賀県立近代美術館にて開催。
「鎌倉市名誉市民 小倉遊亀追悼展」を鎌倉芸術館にて開催。
平成14年「小倉遊亀展」を東京国立近代美術館、滋賀県立近代美術館にて開催。
平成17年5月、日本橋三越にて生誕110年記念「小倉遊亀展」開催。
以降、福岡、松山ほか全国に巡回。
平成22年「没後十年 小倉遊亀展」を開催(兵庫県立美術館、宇都宮美術館) 平成26年「遊亀と靫彦展」を開催(滋賀県立近代美術館) 平成28年「小倉遊亀展」を開催(名都美術館)